この間の鳥取出張に連れて行ったレンズは既に紹介しているように
ミノルタのスーパーロッコール45ミリF2.8
ピントリングが特徴のあるローレットに切られており俗に梅鉢レンズと呼ばれています
このレンズに興味を持ち出したのはもう十年以上前のことだったでしょうか?
いま大阪で話題の巨大箱物、南港のWTC、
その十何年前、WTCの上のほうの階に輸出物産展示の部屋がありました。
大阪の輸出品目としてミノルタアルファの展示があり、
その祖先みたいな形でミノルタ35に梅鉢レンズが装着されてガラスケースに収められ
けっこう綺麗な個体でキラキラ輝いていました
何処の中古カメラ屋さんの提供か6万円ぐらいの値札がついていたような。
苦節十数年、今年やっと手に入れたのです
ある日、元手作りメンバーの”T”の悪のささやきが聞こえてきたのです
”いま、お手ごろの梅鉢レンズが、ヤフオクに出品されてるで”
残業の仕事をしていると、その声がよみがえってきたのでした
仕事の合間に、覗いたページは、想定価格よりも下、
ついついポチッとしちゃったんですね。
さて、試しもせずに連れ出した梅鉢レンズ(もっともダークサイドTによりカビの清掃ピントの確認済みですが)
気になっていたのがそのイメージサークル、
45ミリと言う焦点距離は、ミノルタ35の24X34(32)の日本判にあわせたものですから
キャノンⅢの24X36だと周辺光量が不足するんじゃないのか?
ミノルタも後から同じレンズをスケールアップして、スーパーロッコール50ミリF2.8に進化させたわけですし。
結果は問題なく使えたようです。
で、今度はミノルタ35が気になった。
今現像をお願いしている名古屋のプリントデータショップすずきかめらさんで、現像するとどうなるのか?
こうなりました
現像のメモにも”画面の幅が少し短いです その結果画面の左右に黒い線が出ます”
すいません、すずきカメラさん、そういうカメラを使っていたんです。
キャノンⅢが、一眼式距離計連動ファインダーなので、ミノルタ35の出番も減るかと思っていたんですけれど
たまに日本判を使うのも面白いモンですね
純正の組み合わせだもんね。
お彼岸少し前の、お墓参りの帰り道の途中にいつも寄る、和菓子屋さんにて
ミノルタ35 スーパーロッコール45ミリF2.8